チャイニーズヒーロー タイヨーシステム(日本ゲーム) 1984年10月より稼動 |
||||||||
|
||||||||
![]() |
Reveiw |
---|
ジャッキーとリーを操作して妖魔軍団にさらわれたミンミン姫を救出に向かうアクションゲーム。 ルールは画面内にいる敵をパンチや回転キックで倒し、一定数倒せば1ステージクリア。 敵を倒すごとに増えていくパワーメーターの使い方がポイントで、 1ポイント消費でとびげり、10ポイント消費で無敵アイテムのパワーボールや 敵を銃殺できるガンボールを呼び出すことができる。 ミスしても”次の面で残機が3人まで回復する”という大変珍しいシステムも特徴の1つで、 下手な人でもそこそこ遊べる良心的な作りになっていた。 出回りが悪く、存在自体あまり知られていない作品だが、後にファミコンへ移植された 「スーパーチャイーニーズ」(86年6月発売)の方は覚えている方も多いだろう。 こちらは隠しブロックやファイヤーボールなどの”スーパーマリオ的要素”や多くの新キャラクター を加えてボリュームアップしたもので、シリーズ化されるほどのヒット作になった。 ちなみに、日本ゲームとはカルチャーブレーンの社名変更前の名前である。 |
遊び方 | |||||
---|---|---|---|---|---|
■操作は4方向レバーに 【パンチ】 【回転キック】 【ジャンプ】 【パワーボール】の4ボタン。 ■レバーを入れながらジャンプボタンで飛距離の長いとびげりが使えます。 とびげりを使うには画面下のパワーメーターが1つ必要で、パワーメーターは パンチや回転キック、ジャンプで敵を倒すごとに1つ増えます。 ■パワーボールボタンはパワーメーターを10消費してアイテムを呼び出せます。 ピンチになったらアイテムを使って切り抜けてください。 ■ミスしても次のステージでは残機が3人まで回復します。 ■画面左上に表示されている数の敵を倒せば1面クリアです。 ・1周7ステージ クリア後はループ ・コンティニューなし エンディング(少し) |
|
アイテム&ボーナス | |||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
●ボーナスステージ 矢を避けながらボールを集めると集めた数×10000Ptsのボーナスが入る。 ここだけはとび蹴りが使い放題になっている。 ●スロットボーナス 緑やピンクのモンスターを倒すとステージクリア後にスロットボーナスが始まり、 そろった目によって得点や1UP、クレジットなどがもらえる。 |
|
攻略メモ | |||
■中距離では回転キック、近距離では隙の小さいパンチを使うのが基本です。 回転キックととびげりのジャンプ中は敵の攻撃が当たらないので上手く活用しましょう。 ■モンスターの攻撃判定は吐き出す炎と足元だけで、体に重なってもミスにはなりません。 倒すには、横か下へ移動中は頭上でパンチか回転キックを連打、上へ移動中は背中に重なって 回転キックを繰り返すのが有効です。 戦いたくない場合はとびげりと左右のワープトンネルを使って逃げまくるか、パワーボールで切り抜けてください。 ■エクストラボールはステージ開始後に一定時間経過するか、巨大なモンスターを倒すと出現します。 ■敵の武器を飛び越えると1000Pts。武器を出した直後にとびげりなどで倒すと3000Pts入ります。
|
4ボタン操作の謎 | |
---|---|
![]() |
「パンチ」「回転キック」「ジャンプ」「パワーボール」という 4ボタン操作を採用している本作だが、どういう訳かインストやデモ画面の 操作説明は3ボタン操作で行われているのだ。 この説明では「パワーボール」の呼び出しボタンが無いのに、 デモで”パワーボールボタンを押せ”と指示している所も理解できない。 配線図では4つのボタンが存在しているので4ボタン操作だったことは 間違いないと思うが、一体どういう事なのだろう? 当時は4ボタンコンパネ(しかも2人同時プレイ)など無かったので、 もし4ボタンなら専用コンパネしかありえない事にもなる。 私はコンパネの事まで覚えていないのだが、 この辺の問題も出回りを悪くしていた要因の1つなのだろうか・・・。 |