戦略的穴掘りゲーム ディグダグ ナムコ 1982年3月より稼動 |
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Review | |||||
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「ディグダグ」を操作して地中を掘り進み、地中に住むモンスター、 「プーカァ」「ファイガー」を退治する戦略穴掘りゲーム。 敵を倒す方法はモリを打ち込んで空気を送り込み、破裂させる「プクプクポン」と 岩の下へおびき寄せて押しつぶす「岩石落とし」の2種類。 基本的にはプクプクポンを使って1匹ずつ倒した方が楽だが、 岩石落としの方はまとめて倒せば高得点を得られるというメリットがある。 風船抜きや陰険打ち、病気堀など、非常に多くのテクニックが 組み込まれていたのも特徴で、当時配布された小冊子で詳しく紹介されていた。 これらのテクニックを駆使しながら敵を誘導しやすい形に掘り進み、 岩石落としで一気に押しつぶすのが本作の醍醐味であり”戦略穴掘りゲーム” と呼ばれる所以でもある。 演出部分もよく出来ていて、コミカルで可愛らしいキャラクターや 歩行中だけBGMが流れるシステムが印象的だった。 アーケードの正式な続編は「ディグダグII」(85年)のみだが、 後の「ミスタードリラーシリーズ」にはホリ・タイゾウという名前で再登場している。 |
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遊び方 | |||||
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■操作方法は4方向レバーと【PUMP】の1ボタンのみ。 ■ディグダグを操作して地中を掘り進み、モンスターを退治してください。 ■モンスターにモリを打ち込み、パンクさせると倒す事ができます(プクプクポン)。 ■モンスターを岩の下へ誘導し、押しつぶすこともできます。 自分も巻き込まれないように注意しましょう。 ■画面内の岩を2つ落とすと画面中央にベジタブルターゲットが出現します。 ■モンスターを全て倒すと1ROUNDクリア。 モンスターに接触したり、岩に押しつぶされると1ミスです。 ・変化はROUND15まで。以降は12〜15の繰り返し。 ・コンティニューあり エンディングなし ・エクステンド/20000、60000Pts |
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ベジタブル・ターゲット | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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攻略メモ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■プーカァは単純にディグダグを追い回すだけですが、ファイガーは微妙にクセのある動きをします。 ■ファイガーの炎は薄い壁を通り抜けます。壁越しにいる時は気を付けてください。 ■モンスターが目変化する順番はラウンドごとに決まっています。順番を覚えてパターンを作りましょう。 ■モンスターは地層の深い所で倒すほど得点が高くなります。また、ファイガーは横から倒した方が得点が高くなります(表を参照)。 ■目変化はディグダグの動きに合わせて最短距離を移動してきますが、通路から1ブロックの距離までくると ディグダグを追わなくなります。 ■ディグダグは1ブロック穴を掘るごとに10Pts加算されます。 ≪ディグダグ用語集≫ ■チクとさし = 1回だけモリを打ち込んで足止めする技。少しふくらませるプッとさし、2段階ふくらませるプクプクなどもある。 ■ふとらせておく = あと1回で破裂する状態をキープしておく事。モンスターが集まってくるのを待つ時に使う。 ■風船抜き =モンスターをふくらませて足止めしてから通り抜ける技。2匹同時に抜ける2段風船抜きもある。 ■目変化打ち = 目変化中のモンスターには攻撃が通じないが、通路に出る瞬間はモリを打ち込むことができる。 ■陰険打ち = 薄い壁はディグダグのモリが通り抜けるのを利用し、壁ごしにモンスターを倒す技。 ■階段掘り = ディグダグの移動速度は真っ直ぐ進むより、曲がった方が速くなります。 モンスターに追われたらジグザグに掘り進んで逃げましょう。 ■パラライザー縦打ち = モンスターをおびき寄せながら岩の真下へ掘り進み、モンスターを足止めしてから岩を落とす技。 横方向でやるパラライザー横打ちもある。 ■土遁の術 = 複数のモンスターに追われたら、地上に誘導してから1ブロック下を掘り進むと分散させることができる。 ■病気掘り = モンスターを足止めしながら岩の真下に長い縦穴を掘る高等テクニック。縦穴に集めたモンスターを 岩でまとめ潰しすることで高得点を獲得できる。岩から逃げるモンスターはディグダグのいる方向へ向かうため、 岩を落とす時は横穴と反対方向へ移動すると、モンスターが横穴へ逃げなくなる。
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