ドンキーコング
任天堂/池上通信機  1981年8月より稼動


Review
任天堂の看板キャラであるマリオドンキーコングのデビュー作品。
内容はコングにさらわれたレディを助け出すために25m、50m、75m、
100mと設定された4つのステージを登っていくというもの。
この当時では珍しいストーリー性のあるゲーム展開やアクションゲームとしての
完成度の高さからヒット作となり、国内外合わせて10万台以上が出荷された。

本作の企画は不良在庫となっていた「レーダースコープ」の基板改造が
前提となっており、制作は今や世界的なゲームデザイナーとして知られる
宮本 茂氏、プログラムは池上通信機が請け負っている。
任天堂は本作の成功によってTVゲームメーカーとしての地位を確立するが、
その一方で、無断コピー業者との戦いや著作権に関する裁判(キングコング裁判
池上通信機裁判)などの多くの問題を抱えることになった。
しかし、こうした問題を乗り越えながらゲームメーカーとして成長して行き、
マリオコングと共にTVゲーム産業の道を歩み続ける事になるのだ。
後のファミコン版ではカットされてしまったベルトコンベアステージ(50m)。


遊び方
 ■操作方法は4方向レバーにジャンプボタンのみ。
 ■コングが落とすタルやジャッキを避けながら工事中のビルを登り、
   上までたどり着けばクリア。
   4面(100m)だけは床にある全ての
ボルトを外さないとクリアできません。
 ■途中にある
ハンマーを取ると一定時間、敵を倒す事ができます。
 ■画面右上の
BONUSは時間とともに減少し、ゼロになると1ミスです。
   クリアすると残りのBONUSが得点として加算されます。



 ・1周4面
 ・クリア後はループ
 ・コンティニューなし  エンディングあり
 ・エクステンド/10000Ptsのみ
ステージ間にあるデモ画面。ステージ数はメートルで表現されている。


 攻略メモ
 ■1面(25m)では梯子の上に少しだけ手を出しておけばタルが落ちてきません。
 ■レディの落し物(パラソル、バッグ、帽子)を拾えばボーナス300〜800Pts。


 ※攻略や裏技はこちらのサイトでどうぞ →  ドライブイン環8
 1周クリアの難易度 ★★★★  1周にかかる時間=約5分
 
1周だけなら小学生でもクリアできる簡単なゲームです。

≪関連リンク≫
アーケード版「ドンキーコング」(ニコニコ動画)
人生オワタvsドンキーコング」(ニコニコ動画)


  

戻る> <TOPへ

inserted by FC2 system