リアル麻雀牌牌
セタ/アルバ  1985年11月より稼動


Reveiw
まだ、脱衣麻雀ゲームの牌が平面で女の子のグラフィックも汚かった時代に
立体感のある牌美しいグラフィックの女の子音声合成などを採用して大ヒットした作品。
本作以前の肌色はオレンジで表現されていたが、本作ではアナログRGBによって綺麗な肌色
出せるようになり、女の子がより一層美しくなっていた。
女の子はウエイトレス看護婦女子高生の3人の中から選択可能で、
こちらが勝つと「いや〜ん」「すご〜い」などの艶かしいボイスを出しながら1枚脱いでくれる。
しかし、こちらが1度でも負けたり流局になると、女の子は全ての服を着てしまうため、
余程の運がないかぎり全裸にすることなどできなかった。
これほどの高難易度でも人気があったのは、やはりグラフィックによる所が大きいだろう。
今見ると大した事無いかもしれないが、当時はゲーセンのテーブル筐体に
女の子の美しい裸体が表示されるだけでも凄い事で、それだけでプレイする価値があったのだ。
こうしたグラフィックの進化は、本来、麻雀ゲームの”おまけ”に過ぎなかった
”脱衣要素”麻雀の価値を逆転させることになり、脱衣麻雀はより過激な方向へと
進化し続けて行くことになる。

続編は、本作のグラフィックを描き直した「人事異動編」と、女の子が赤ちゃんから大人の女性へ
成長して行く「成長編」が発売されたが、どちらも1作目の人気には及ばなかった。


遊び方
 ■最初にA、B、Cの女の子の中から1人を選択してください。
 ■プレイヤーが上がると、女の子が服を
1枚脱いでくれます。
 ■女の子が上がったり流局になると、脱いだ服を
全て着てしまいます。
 ■Aの子を全部脱がすと次はB。Cの子だとAという具合にループしています。
 ■一局終了後、プレイヤーの持ち点が0以下だとゲームオーバー。




 クリア後はループ   コンティニューなし  エンディングなし
立体で美しく表現された麻雀牌は「リアル麻雀」と呼ぶにふさわしいものだった。


キャラクターの紹介
Aの女の子 Bの女の子 Cの女の子
ウエイトレス
1.シャツとエプロン 2.スカート 
3.キャミソールと靴下 4.ブラジャー
5.パンツ
看護婦
1.帽子 2.制服 3.スリップ
4.ガーター&ストッキング
5.ブラジャー
女子高生
1.上着 2.スカート 3.キャミソール
4.ブラジャー 5.パンツ



勝ち進むと・・・
「やったね!」  「スゴイッ!」
私の記憶では一番人気が無かった子。
足が強調されたアングルのため、
脱がしても面白味に欠けるのかも。
「すご〜い」  「いや〜ん」
結構人気があった看護婦さん。
大人っぽい下着が魅力的だけど、
パンツは脱ぎません。
「うそぉ〜」  「もうダメ!」
一番人気だったセーラー服。
今見るとかなり地味ですが、
当時は十分エロかったんです。


スーパーリアル麻雀との関係は?
リアル麻雀」といえば後にセタから発売された人気シリーズ「スーパーリアル麻雀」を
思い出す人が多いと思いますが、こちらとも無関係ではありません。
リアル麻雀」は書籍資料だとアルバビスコの作品として扱われていますが、
関係者の話によると、企画元がセタでゲームデザインを請け負ったのがホームデータ
タイトル画面のメーカー名も開発段階までは『SETA』になっていたそうです。



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