華弥生
ダイナックス 1987年1月より稼動


Review
ダイナックスの「華シリーズ」第1弾として
発売された脱衣花札ゲーム。
内容は花札の「こいこい」に脱衣要素を付け加えたもので、
花札で勝つと褒美シーンを拝むことができる。
脱ぐ女性は1人だけだが、遊女のお座敷遊び的な雰囲気や
襖に穴を開けて覗き見する演出が印象的だった。
ベタ塗りながら妙に色気のあるグラフィックも美しく、
ダイナックスの色使いを確立した作品とも言われている。
出回りも良かったので、ゲーセンはもとより
ホテルや旅館などで見かけた人も多いのではなかろうか?
本作以降もBET版の「華吹雪」や、シリーズ第3弾の
華菖蒲」、第4弾の「華の舞」などが発売され、
ダイナックスを代表する看板シリーズになっている。
慣れた手つきで花札を配る女性。浮世絵の様な独特のグラフィックが艶かしい。


遊芸方法
 ■「花合わせ」こいこいです。
 ■相手に1回勝つごと障子に穴を開けるご褒美シーンを拝めます。
 ■こちらが負けると1つ前の状態に戻ります。
 ■役が揃ったら「こいこい」の選択を
YesNoボタンで決めてください。
 ■こちらの持ち文数が無くなると
遊戯終了です。



 ・全5シーン   クリア後はループ
 ・コンティニューなし  エンディングなし
花札の対戦画面。シンプルでわかりやすく、営業マンなどの時間潰しに最適だった。


勝ち進むと・・・
「見ているのは誰ですか?」
1勝するごとに穴を開けて行く。
障子に影が映る演出もユニークだった。
「許してください」
3勝目。着物を脱ぐと赤いサラシと
青い腰巻があらわになる。
「あぁ〜ん ダメ〜」
5勝目。この先は勝ち続けても
同じシーンの繰り返しとなる。


おまけ
左は本作のBET版として同年2月に
発売された「華吹雪」。
髪型や着物の柄が描き直されています。

右は第3弾の「華菖蒲」。
この作品だけグラフィックがアニメ調
(しかもロリ系)になっています。



戻る> <TOPへ

inserted by FC2 system