俺が生き残るためなら相棒でも倒す!! 怒 IKARI SNK 1986年2月より稼動 |
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Reveiw |
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85年のヒット作、「T・A・N・K」の続編として作られた戦争アクションゲーム。 ゲーム内容は、作戦中に敵地へ不時着したラルフ大佐とクラーク少尉を操作して、 マシンガンや戦車などで敵を倒しながら敵陣を突破していくというもの。 前作と同様にステージクリアという概念が存在せず、区切りとなるのは途中にある4つのゲートのみ。 このゲートを突破しながら敵本拠地を目指して、長い道のりを突き進んで行く。 操作システムではレバーの持つ部分を45度ずつ回転させることで攻撃方向を変えられる ”ループレバー”の存在が特徴となっている。 これは「T・A・N・K」のチャンネル式レバーの形状を使い易く改良したもので、 前作と同様に後退しながら前方へ攻撃するといった実戦的な立ち回りが可能となっていた。 ゲームシステムは前作よりも”サバイバル要素”を強調した作りになっており、メインウエポンである ライフル銃と手榴弾は補給をしながら進まないと弾切れを起こしてしまう。 1Pと2Pがお互いの武器で殺し合えたり、アイテムの出現場所を”人工知能モドキ”に 制御させていたのもこうした要素の1つで、うっかり相方を撃ち殺してしまったり、 予定通りに武器を調達できないといった事も珍しくなかった。 続編は「怒号層圏」(86年10月)と「怒 III」(89年3月)の2作品が発売。 ループレバーゲームの代名詞的存在であり、本作で登場したラルフとクラークは 後のKOFシリーズやメタルスラッグシリーズでも活躍している。 |
遊び方 | |||||
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■操作方法は8方向ループレバーに 【銃(砲弾)の発射】 【手投げ弾/戦車の乗り降り】 の2ボタン。 ■ループレバーを回すと主人公の攻撃方向を変えることができます。 ■赤い歩兵やトーチカ、弾薬庫などを倒すとアイテムが出現します。 銃弾と手投げ弾の数には限りがあるので、節約と補給をしながら進んでください。 弾の数は画面左上に表示されています。 ■INと書かれた戦車には乗り降りボタンで乗車できます。 戦車は敵の銃弾を防いでくれますが、爆発系の攻撃を受けたり燃料切になると 壊れてしまいます。煙を噴き始めたら乗り降りボタンで脱出してください。 ・1周5エリア 1周エンド ・コンティニュー/同時プレイのみ エンディングあり ・エクステンド/50000、100000、以降100000Pts毎 |
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パワーアップ・アイテム | |||||||||||||||||||||
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Story |
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俺は、第一の戦い(T・A・N・K)を終え、軍隊を抜けて傭兵となった。 初仕事は、特殊部隊を引き連れ敵地に侵入、本拠地に隠された秘密を探り、それを破壊することだ。 戦闘機で墜落を偽装し、特殊部隊に敵の注意を引き付けさせ、少人数で本拠地に向かう計画だったが、 不幸な事にスパイが部隊の中にいた。戦闘機は、偽装以上にハデに墜落し、俺はやっとの思いで生きのびた。 部隊の数だけ死体があった。 全滅だ・・・・・・じゃない、一つ足りない。 間も無く、クラーク少尉が無傷で現れた。奴は信用出来ない。だが選択の余地など無かった。 敵部隊に発見されたのだ。 「作戦変更直ちに帰還せよ・・・・・・」壊れかけた無線が響いている。 もう後戻りは出来ない。生き残る為、俺は前進を決意した。 |
攻略メモ | ||||||||
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■ループレバーで操作できればベストなんですが、簡単には入手できません。ループレバーが無い場合、 プレステパッドのR1とL1ボタンに右と左回転を割り当てると、それなりに遊ぶことができます。 ■タンク、地雷、ミサイルセンサー、弾薬庫の配置はプレイ内容やランダムによって若干変化します。 ■アーミー兵の攻撃は ≪ライフルを3方向にばら撒く≫≪ライフルを一方向へ連射≫≪手投げ弾≫≪爆裂弾≫ ≪火炎放射器≫≪ロケットランチャー≫の6種類です。 1人のアーミー兵が行う攻撃は1種類のみで、ライフル兵が手投げ弾を投げたりはしません。 ■アーミー兵の行動パターン次の4通り ≪一定箇所で攻撃を繰り返す≫≪1回攻撃してから上か下へ走り去る≫ ≪少し移動してから攻撃する行動を繰り返す≫≪こちらへ接近しながら攻撃を繰り返す≫ ■こちらが投げる爆裂弾の攻撃判定は爆発の中心部だけですが、敵が投げる物は飛び散る破片にも 攻撃判定があるので注意してください。 ■画面内で起こる爆発はプレイヤーが投げた爆裂段や砲弾の爆発が優先されるため、 砲弾などを連射しながら進めば敵の爆裂弾やミサイルは爆発しません。 ■L(飛距離UP)があれば画面上に隠れてギリギリ見えない敵も倒すことができます。 前方と後方からの同時攻撃が怖いポイントでは、画面上の固定キャラを早めに倒して同時攻撃を回避しましょう。 ■F(徹甲弾)があれば、手榴弾を使わなくてもトーチカやゲートを破壊することができます。 完全攻略MAP 前半 中盤 後半
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「IKARI」の攻略本 | |
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左は当時配布されていた攻略本で、 ゲームシステムや敵キャラクターなどが 同人誌っぽいノリで紹介されています。 ラルフとクラークの濃い顔は KOFシリーズしか知らない人が見たら ビックリするかもしれません。 |