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Review | ||||||||||||||||||
86年に発売された「アテナ」の続編として作られた横スクロールアクションゲーム。 プレイヤーは超能力を使える女子高生”麻宮アテナ”と中国拳法の達人”椎拳崇”を操作して、 世界を闇に包んだ異種生物、『屍愚魔』に戦いを挑む。 業界初の『歌うアクションゲーム』として注目を集めた本作は、一部のステージでBGMの代わりに 肉声の歌声(サイコソルジャーテーマ)が流れていた事が最大の特徴となっていた。 歌っているのは元アイドルの清水香織で、発売当時は彼女のメッセージが聴けるテレホンサービスや、 歌を収録したテープをファミコンソフトに付けるなどのタイアップが行われている。 ゲームシステムはカプコンの「ソンソン」とよく似ており、緩やかに強制スクロールするマップを 敵を倒したりアイテムを集めながら進んでゆく。 アテナと椎拳崇の攻撃方法はサイコビーム(電撃波)、サイコボール、サイコソードの3つで、 これらは壁の中に隠されているアイテムやパワールームで強化することが可能。 サイコボールはエネルギー量によってレベルアップし、 「爆進直列弾」「飛翔撃滅弾」「究極奥義弾」といった様々な技を使うことができた。 また、システム面で最大の特徴となっていたのが「ミューテーション」と呼ばれる変身能力で、 変身アイテムを取ると「へんし〜ん」という掛け声と共にアテナは火の鳥に、椎拳崇は龍に変身することができる。 変身中は無敵になり、画面内を自由に動けるが、変身が解けると最弱装備になってしまうため、 使い所は限られていた。 難度の高さや人によってはプレイするのが恥ずかしい内容(主に歌声)などから 人気は今ひとつだったが、アテナと椎拳崇は後に「KOFシリーズ」のチームメンバーとして採用され、 発売から20年以上経った現在も活躍し続けている。 |
遊び方 | |||||
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■操作は8方向レバーに 【電撃波】 【サイコボール】 の2ボタン。 ■レバーの上下で段の移動。 穴などはレバー上で飛び越える事ができます。 ■壊せる壁に中にはアイテムが隠されています。 電撃波やサイコボールで壊してアイテムを集めてください。 ■サイコボールはエネルギー量によって6段階までパワーアップします。 ■タマゴから出るアイテムを取ると火の鳥や龍に変身できます。 ■敵に触れたり、穴に落ちると1ミスです。 ・全6面 1周エンド ・コンティニューあり エンディングあり |
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パワールーム&エキサイトポイント | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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サイコボールについて |
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●サイコボールを撃つ瞬間は無敵です。ヤバイ!と思ったらサイコボールで回避しましょう。 ●周りを回っているサイコボールは敵の弾を消すことができます(エネルギーを1ゲージ消費)。敵は倒せません。 ●サイコボールはサイコエネルギーの量によって6段階までパワーアップします(以下の表を参照)。 ●サイコボールの最大ストック数は16個まで。サイコボールを12個以上持っている時にサイコエネルギーが MAXになると究極奥義弾が使えるようにります。サイコボールのストック数は周りを回っている数(4つ)と 画面下の表示(8つまで)で確認してください。12個以上は表示されません。 ●究極奥義弾だけはエネルギー制で、使用する度にサイコエネルギーを4ゲージ消費します。 |
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Story |
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しかし、勇敢な古代人たちによって、地底の奥深くに封じ込まれた。 ところが、一部の心ない者の手によって、その封印が破られてしまった。 『屍愚魔』は数千年の眠りから目覚め、より凶暴となって、人類の前に再び姿を現した! 人類はありとあらゆる手を尽くしたが、そのすべてが無駄に終わった。 最新の科学兵器ですら、まったく用をなさなかったのだ。 人類は太古の偉大なる予言者が残したという『予言』に最後の期待を託したのであった。 「永遠の眠りより醒めたる悪魔、この地上に再び、現れし時、 遥か東の地より二人の光の戦士来たる。 その二人の『力』が合わさる時、闇は葬り去られるであろう」 「二人の光の戦士」 それが麻宮アテナと椎拳崇だ。 今、光の戦士が果てしない戦いに旅立った。 人類の明日のために・・・。 |
攻略メモ | ||||||
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攻略本 |
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当時のゲームセンターで配布されていた攻略本です。 表紙の絵は前作「アテナ」のデザインも手がけたランプティ氏によるものですが、 中身の絵の大半は別のスタッフによるものです。 |