宇宙の鼓動が聞こえるか。 沙羅曼蛇 コナミ 1986年7月より稼動 |
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Review | |
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名作「グラディウス」の続編として作られたシューティングゲーム。 プレイヤーはビックバイパー(2Pはロードブリティッシュ)を操作して、サラマンダ軍に侵略された 小惑星ラティスを救うべく、敵の本拠地である惑星サラマンダへと向かう。 当時としては珍しいステレオ対応のFM音源を採用していた本作は、2Dシューティングとしては異例となる ステレオ対応の専用筐体(テーブルとアップライトの2種)で発売され注目を集めた。 シリーズではお馴染みの場面に合わせたボイス(音声合成)を採用したのも本作が最初。 迫力あるグラフィックや派手な演出も大変インパクトがあり、再生する細胞壁や巨大なプロミネンス、 グロテスクな敵キャラクターの数々に多くのプレイヤーが度肝を抜かれた。 ゲームシステムは「グラディウス」の流れを汲む物だが、最大の特徴であったパワーアップゲージが 廃止され、普通のアイテム制に変更されている。 他にも2人同時プレイとその場復活方式の採用、エクステンドの廃止、ステージごとに 横と縦スクロールが交互に切り替わるなど、変更点は多い。 前作で定着した復活パターンを利用したプレイはエクステンドの廃止とその場復活によってできなくなり、 1000万点を目指すスコアラーはミスの許されない過酷なプレイを強いられる事になった。 とくに、敵が撃ち返して来る3周目以降の攻略は困難を極めたが、マニアによって芸術的なまでの 美しいパターンが制作され、最終的に多くのプレイヤーが1000万点を達成している。 サウンドは「グラディウス」と同じく、音大生の東野美紀がアルバイト中に手がけたもの。 続編は本作の海外版をアレンジした「ライフフォース」の他、96年には「沙羅曼蛇2」が発売されている。 |
遊び方 | |||||
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■操作方法は8方向レバーに 【ショット】 【ミサイル】の2ボタン。 ■敵編隊や赤い色の敵を倒すと出るパワーユニットを取って パワーアップしてください。 ■ミスしてもマルチプル(オプション)だけは回収して再利用できます。 ■ステージは奇数が横スクロール、偶数は縦スクロールになっています。 ■敵の攻撃や地形に触れると1ミス。 ■ゲーム中にクレジットを入れると残機が追加されます。 ・全6ステージ クリア後はループ ・コンティニューなし エンディングあり |
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パワーユニット | ||||||||||||||||||
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Story | ||||||
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美しい輝きを放つ水の小惑星ラティスには、遥か昔より炎の予言が語り継がれていた。 たとえ、それが真実であろうとずっと未来の出来事だろうと、誰もが軽く考えていたようだった。 しかし、今、その日がやって来たのである。 強大な勢力で侵略を続ける亜時空星団、バクテリアンの精鋭部隊サラマンダ軍の侵攻が、 この星を滅ぼそうとしているのだった。 サラマンダ軍の究極生命システマイザー「ゼロフォース」に吸収され、 惑星生命体と化してしまったラティスには、もはや戦闘能力はない。 時空間戦闘機にラティスの王子であるロードブリティッシュが乗り込み迎撃を開始したが 敵の攻撃は想像を超えていた。 かろうじてゼロフォースを脱出した王子は、ゼロス軍を打ち破ったという惑星グラディウスに救助信号を送った。 連絡を受けたグラディウスの勇者は超時空間戦闘機を発進させたのだ。 二機のマシンは、すべてをコントロールしているサラマンダの惑星へと逆襲を開始したのである。 |
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攻略メモ | ||
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■隕石や一部のボスは、ミサイルを当てると当たり判定が無くなります。 ■マルチプルはグラディウスのオプションとは違い、自機の後をなぞる様な動きをします。 ■ラスボスを倒さずにクリアするとZAPされてしまいます。 ※攻略はこちらでどうぞ → THE MEMORIAL GAMES IN THE LEGENDIUS
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